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●独断と偏見で選んだＪＣＳ●

1987年，劇団四季で『ジーザス・クライスト・スーパースター』（江戸版）を見てから，ＪＣＳ（Jesus Christ Superstar）ファンです！1999年，同じく劇団四季で２度目のＪＳＣ！今度はエルサレム・バージョンでした。これを切っ掛けに，1973年映画化された『ジーザス・クライスト・スーパースター』，そのサウンドトラック盤を手に入れました。今後もＪＣＳ関連作品を集めて行くつもりです。勿論，生の舞台も見たぁ〜い！と思っています(^^)。

〜『Jesus Christ Superstar』について〜
ジーザス・クライスト（イエス・キリスト）がゴルゴダの丘で十字架に架けられるまでの最後の７日間の話をロック・オペラにしたもの。作詞（兼原作）-ティム・ライス（24歳），作曲-アンドリュー・ロイド・ウエーバー（21歳）が，1969年に書き上げた。ＪＣＳは，最初にレコーディングが行われ，1970年に発表され，後舞台化された。

作品・年	配役等	独断と偏見のコメント^^;)
【ビデオ】 Jesus Christ Superstar 〜1973年〜	Jesus....Ted Neeley Judas....Carl Anderson Mary......Yvonne Elliman Pilate...Barry Dennen	ヒッピー風の若者がバスに乗ってロケ現場にやってくるという導入に，何これ〜？って感じでしたが，その導入が良いです。ラストは，十字架だけ残して，出演者がそれぞれの思いを胸に，またバスに乗って帰っていくんですが…。特に，荒寥として砂漠で熱唱するユダ役とジーザス役の俳優がすばらしい！特に，最後の晩餐やゲッセマネの祈りやユダの自殺の場面は，涙なしでは見れません〜(;~;)熱心党シモンとヘロデ王は，そのおかしさがよかったです。
【CD】 -The Original Motion Picture Sound Track Album- Jesus Christ Superstar 〜1973年〜	Jesus....Ted Neeley Judas....Carl Anderson Mary......Yvonne Elliman Pilate...Barry Dennen	映画化されたＪＣＳ（上記ビデオ）のオリジナル・サウンドトラック盤です。やっぱり私は，高音域で思い切りシャウトするTed Neeleyのジーザスが一番好きです（それほど沢山聞いてませんが〜(^^;)。
【CD】 -HIGHLIGHTS FROM- Jesus Christ Superstar 〜1996年〜	Jesus....STEVE BALSAMO Judas....ZUBIN VARLA Mary......JOANNA AMPIL Pilate...DAVID BURT	全26曲の中から，18曲が収録されています。LONDON公演のキャスティングでの録音でしょうか？このCD，結構好きです。このジーザスもいいなぁ〜と思いましたが，苛立ったジーザスという感じがしました。ユダは，覚悟を決めているって感じでしょうか…。ひょっとして，ロンドンバージョンとブドードウエイバージョンでは歌詞が違うのでしょうか…。もっと色々聴いてみたゾ！(^^)
【CD】 -ORIGINAL BROADWAY CAST- Jesus Christ Superstar 〜1993年〜	Jesus....Jeff Fenholt Judas....Ben Vereen Mary......Yvonne Elliman Pilate...Barry Dennen	全26曲の中から，13曲が収録されています。サウンドトラック盤のユダは良かった〜！と思ったのですが，このユダもいいです。やはりCDだけだと「ユダの自殺（Juda's Death）」で，役者さんの解釈の違いが一番出るのかなぁ〜なんて思いつつ聞きました。ピラトは，サウンドトラック盤の役者さんと同じ（マリアも同じです）。ピラトの裁判（Trial Before Pilate）で，ピラトとジーザスのやりとりは，このCDだけではありませんが，聞き応えがあります〜。
【CD】 -劇団四季・オリジナル 1976年東京キャスト盤- ジーザス・クライスト・スーパースター〜1976年〜	ジーザス....鹿賀丈史ユダ............寺田稔マリア........久野秀子ピラト........平野忠彦	劇団四季のＪＣＳです。他のキャストは，ペテロ役に滝田栄，ヘロデ王に市村正親，シモン役に沢木順でした。私が，1987年に江戸版で観た時，市村さんは同じくヘロデ王役で，沢木さんはユダ役だったと思います。しかし，どうしても日本語にすると，（ＪＣＳだけではないと思いますが）拍子抜けするのは否めませんね〜(^^;)ゞ。特に最初のユダの歌（Heaven on their minds）が…。でも，鹿賀ジーザス，頑張ってるって感じだし，寺田ユダもいいです。最後の晩餐（The Last Supper）の，鹿賀ジーザスと寺田ユダの掛け合いは英語版に負けないくらいいいと思います〜。
【劇団四季パンフ】ジーザス・クライスト・スーパースター -江戸版- 〜1987年〜	ジーザス....山口佑一郎　　沢木順・芥川英司ユダ............沢木順　　　　　飯野おさみマリア.....野村玲子　　　　　　保坂知寿ピラト...北川潤　　　　　　光枝明彦	私がＪＣＳを知ったのは，この作品を観てからです。他キャストでヘロデ王に市村さん。パンフを見てみると，1999年の全国公演でユダ役だった芝清道さんは，男性アンサンブルで参加してますね。もう，随分前に観たので細かく憶えてはいないのですが，江戸版は，エルサレム・バージョンと違って，真っ白の大八車を動かして舞台を構成し，役者さんも歌舞伎調のメイクと，２０００年前のイスラエルとは，全くかけ離れた設定でした。でも，逆にその方が，ジーザスやユダの内面に迫れた様な気がします。（勿論，何の先入観もなく見たことも影響していると思いますが…）。もう一度，江戸版…ジャポネスク・バージョンで観たいです〜。
【劇団四季パンフ】ジーザス・クライスト・スーパースター -エルサレム・バージョン- 〜1987年〜	ジーザス....柳瀬大輔ユダ............芝　清道マリア........保坂知寿ピラト...谷　淳三　　　　　光枝明彦	２度目に観た四季の舞台，どちらもＪＣＳ。四季の舞台を観に行ったというより，ＪＣＳだから観に行ったって感じ。やっぱり，生のステージでないと分からない迫力ってあると思いました。群衆やシモンが歌うところ（Simon Zealotes）や，ピラトの裁判（Trial Before Pilate）での群衆の叫び（？）は，生だからこそ！って感じ。柳瀬ジーザス，歌上手そうなんだけど，ロックじゃないなぁ〜(^^;)。やっぱり私は，テッドジーザスが好きです。